キャバクラのキャストや黒服はすぐ辞める?!理由と対策
こんにちは!
キャバクラ紹介プロダクションJANELの浅井です。
キャバクラ業界は人材不足でどこも困っていますが、そもそもなぜ離職率が高いのか考えていきたいと思います!
辞めてしまう理由
働く上での目標や目的がない
この業界は、残念ながらなんとなく働いてる方が多いのが実情です。
勿論明確な目標やVISIONをもち、熱意をもって取り組んでいる方もいます。
ただ、なんとなくお金がいいからと、お金の条件だけで釣られてお店を決めた人は全員そうだと思います。
自分自身の目標がなければ中々人は成長もしませんし、継続もできません。
まず最初は目標設定から始めることが大切です。
頑張る目的がなければ人は言われただけで努力できません。
入口はどうであれ、目的や目標を持たせる手助けは必要です。
理想と現実のGAP
人をなるべく多く集める、または良い人材を確保するために求人サイトやホームページに良い事だけ書いているお店は多いと思います。
実際より誇張しているケースも多いかと思います。
売り文句だけで人材を獲得しても実際働いてみて、現実とのGAPを感じると退店に繋がりやすくなります。
- イメージしていたお店と違った
- 希望していた条件と違った
こんな退店理由が非常に多いのが現実です。
良い部分も、悪い部分も、現実としてある部分を正直に表に出すことが大切です。
今のお店の現実を表に出しても良い内容が無いのであれば、今のお店の体制から見直す必要があります。
良い人材は組織力無しでは定着させられません。
職場環境が悪い
目につく環境が悪いということも、マイナス効果を生み出します。
店内(お客様の目につく部分からバックヤードまで)は清潔に、仕事しやすいように整理されていますか?
働いてる方の身だしなみは整ってますか?
出勤したいと思われる、モチベーションが上がるような環境づくりが理想です。
優秀な人材が居心地が悪い環境に長く居られるわけがありません。
待遇への不満
金銭面や、評価への不満も、キャバクラの退店理由として多い内容です。
もちろん働く側の勘違いもあると思います。
ただそれは勘違いが生まれてしまうような状況を作っている、お店に責任があります。
キャスト側の給料システムはることが多いですがが、実際それを正しく説明できる人は多くありません。
キャストにシステムを活かした稼ぎ方を提案できる人もごくわずかです。
キャバクラは昔に作られたシステムを何年もそのまま使われていたり、他店舗のシステムをそのまま導入されているお店がほとんどです。
なぜそのような評価システムになっているのか、その本質を事前に共有することは非常に大切です
システムも活きなければ意味がありません。
黒服さんの給料システムはザックリしているお店が多いですよね。
ただ役職があがれば昇給していたり、勤めた年数で給料を変えたり。
そういったどんぶり勘定では、働く側を納得させることができないのです。
金額自体に不満があるわけではなく、その評価に不満を持って退職していくのです。
時代と共に働き方も考え方も変化している
最近ナイトワーク業界で働く人間のお店の選び方も変わってきました。
数年前まではとにかく時給だけ高く掲載し、採用条件も万人受けするいい事だけ並べることで、人を集めているお店がほとんどでした。
そうでないと応募すら来ないので仕方のないことだったとは思います。
もちろんナイトワークで働く人も稼ぎたい一心の人が多かったと思います。
ただ、最近はナイトワークで働くキッカケも多様化してます。
キャバクラ全盛期と言われてた時代とはまったく違います。
- 日払いが欲しいから
- 時間的に副業としてちょうどいいから
- お小遣いが欲しいから
- 楽に稼げそうだから
- 映えそうだから
こんなちょっとした理由や気分で水商売を始める人が増えたのです。
売れば稼げる業界という認識は薄れています。
全盛期は売れてたので稼げていたのです。
人がそろえば売れてた時代があったので、人さえ集められれば売れると勘違いする組織が増えたのも問題です。
現在では、ほとんどの人材がただ割のいいバイト感覚で足を踏み入れます。
ただ、そういった人材も貴重な人材です。
コンプライアンスが厳しくなったり、悪いニュースなどの影響で、そもそもナイトワーク業界自体が避けられやすいイメージになってしまいました。
ひょんなきっかけでも来てくれた人材をうまく活かす。
今の業界ではその考え方も必要です。
今組織が考えなけらばならないこと
どういった人材が欲しいかはっきりさせ、お店の運営方針に合わせた人材を採用することが大切です。
人手不足はあるかもしれませんが、妥協した採用は長い目で見ればマイナスです。
組織の運営方針からしっかり見直しをしていきましょう。
次世代を担う人材が求めるものとは?
さきほども少し触れましたが、今の時代、育った環境の違う世代は求めるものも変わってきています。
これからの長い組織運営を考えるのであれば、若い人材の確保は必須です。
- 安全や安定
- 明確な評価制度
この二つが今一番必要なものです。
これからナイトワーク業界へ足を踏み入れてくれる人材が求めるものは、お金だけでは無くなっています。
この業界なのにコンプライスというものを気にする人は増えてきました。
週休2日を希望する人も増えています。
労働条件、税務処理の見られ方も厳しくなってきています。
今はキャバクラも企業的な組織化を求められる時代になってきているのです。
記事を見てくれてありがとうございます!